防水屋さんとの打合せ後(中津商店街の併用住宅屋根工事編①参照)、まずは屋根の下地作りに入りました。
戦前の建物であり、庶民の長屋なので、かなり安く建てられた感じで、屋根の梁も小さいし、束はいがんでるし、垂木は小さいし、野地板は薄いし。。その上にずっしりと瓦が。。となんとも不安な屋根だったので、瓦を下し、野地板として構造用合板を一枚上から貼り剛性をとることにしました。
そして、屋根の形も複雑なので、塩ビ防水でくるっと全て巻いてしまうための下地作りをしました。
フラットな部分は勾配を取るために、下地の材料を切って、屋根に上がって下地を作ってその上から合板を貼ります。。
勾配屋根の部分は瓦を下して、その下の土を取り、合板を貼っていきます。
そしてトップライトのための穴をあけて、そこに、太陽の光を最大限に集められるよう、傾きのついた煙突のようなトップライトを設置しました。
という一連の工事でした。
これで、とりあえず二階の屋根からの漏水は大丈夫!(なはず)
この後、いよいよ内部の構造補強工事に入っていきました。