2015/12/21

Key Point 摂津鳥飼店

先日、ずっと気になっていたお店に行ってきました!
Key Point というお店です。

なんのお店かというと、「作業服」のお店です!

これから始まる、新しいプロジェクトに向けて、まずは道具から!ということで。

Key Point は作業服のお店と言っても「オシャレ」な作業服のお店で、その中でも最近オープンした摂津鳥飼店に行ってきました。


WELCOMEの文字がいろんなビスや釘でできています。

店内は、ちょっとRight-onっぽい。


とりあえず、腰袋や安全靴などをGET!!

レジもかわいい。
ちょっとハマりそうです。

2015/12/16

ススマルシェ

先日、中津の中津商店街で開催されていた「ススマルシェ」に行ってきました。

中津商店街は、中津という大阪の中心部である梅田から徒歩圏内でありながら、下町情緒あふれノスタルジックな町にあります。

地下鉄の御堂筋線からは徒歩5~6分程度、阪急中津駅からは徒歩3分の場所です。


そんな場所に、ぼ~っとしていると通り過ぎてしまうような小さな入口の商店街があります。



その中津商店街を使って、「ススマルシェ」という、作家自らが発信し、主導していくイベントを開催していました。
ススマルシェ自体は第7回目らしく、これまでもいろんな場所で開催していたようです。

この中津商店街が前から気になっていて、最近ますます気になっていたところ、
このようなイベントをするとのことで、早速行って来ました。



出展のお店は、少々少な目でしたが、かわいい手作り雑貨たちがたくさんでした。

ついついいろいろ欲しくなって、多少我慢しましたが、この三つをゲット。


京都にお店があるという、子ども服と雑貨のブランド 『Flipps』のかわいいアルファベットブローチ。
自分のイニシャルのは柄がちょっと好みじゃなかったので、「D」で。全く関係ないけど。
ここの、こどものTシャツも可愛かった。
迷子ブレスレットも。


3歳の息子がどうしても欲しいと言ったニット帽。
残念ながら作家さんの名前が分からず。。

てっぺんのぼんぼりの色がいろいろあって、好きな色を選んでその場でつけてくれます。

そして、これもなぜが息子が欲しいと言って聞かなかった指輪。
KOKO KAIWAIさん。
お話していると、アクセサリー作りだけでなく、グラフィックデザインの仕事もされているとのこと。

今回のススマルシェのフライヤーのデザインもされたそう。

この指輪は、糸を編んだものをシリコンコーティングしているそうです。
確かにかわいい。


他にもかわいいものがいっぱいでした。

ちょっと元気がなくなりつつある、中津商店街。
こういうイベントが定期的にここでやられていたらいいのになと思いました。

2015/11/25

宇都宮の工場が着工しました

栃木県宇都宮市で設計を進めていた工場(事務所・ショールームを含む)が着工しました。

現在、基礎補強工事、1工区の基礎配筋検査が終わり、コンクリート型枠を組んでるところで、2016年春頃に竣工予定です。当分宇都宮に通うことになります。



敷地面積9400㎡,延床面積2600㎡,鉄骨平屋
意匠:SPACESPACE 構造:オーノJAPAN 設備:島津設計

2015/11/22

奈良の鹿

昨日、久々に奈良公園へ行ってきました。
7~8年ぶりです。

それも、今までは春~夏頃に行っていて、この時期に行くのは初めて。

なので、いろいろ思ってた鹿と違うところがありました。

まず、この時期の鹿は黒い!!
赤茶色のイメージの毛が、冬毛のためかこげ茶です。
そして、特にオス!!
なんだか、オスは全身がしっとりと濡れたような感じになっていて、全身黒々としています。。
なんだか、汚れた感じでちょっと近づき難いです。。

それと、一番びっくりしたのは、鹿が大好きなはずの鹿せんべいを持っていても寄ってこない。

寄ってこないどころか、目の前に差し出しても、匂いをクンクンと嗅いだ後、プイっとどこかへいってしまう。。。
時々、食べてくれる子もいるのですが、10枚程度の鹿せんべいをあげきるのに、だいぶ苦労しました。

午後3時頃だったから、もうそれまでに観光客の人にいっぱいもらいすぎておなかいっぱいなの?
かとも思ったけど、草はムシャムシャと食べている。

あまりに、食べてくれないので周囲を観察していると、やはり、匂いだけ匂ってどこかへいってしまう鹿が多数。
けれど、一人の少年のところには3頭の鹿が群がっている!
なぜ??と思ってよくみると、その少年が持っている鹿せんべいは、なんか私が持っているものより白っぽい。
そして、普通は紙の帯で束ねられただけの鹿せんべいが、白い袋に入っている。

どうやら、鹿せんべいには種類があるようで、そっちの方が美味しいと、鹿が知ってるのかもです。

でも、確か奈良で売られる鹿せんべいは保護協会が発行してる、紙の帯(証紙)がついてるものが正規のものなはずで、、、、

それが正規のものなのかどうかは分かりませんが、とにかく、鹿の好きな鹿せんべいとあまりそうでもないものがあるようでした。

私が買ったものは、鹿への売れ行きは悪かったですが、群がられることもなく、ゆっくりあげることができたので、それはそれでよかったですが。。

2015/11/19

ソレッテ大阪?とは

練習量もほとんどない上に、21チームのうち半数程度が学生中心のチームという中、平均年齢高めのソレッテ大阪?が4位になったわけ。
それはチームワークの良さにつきます。

とは言っても、今回参加したメンバー23(内3歳児一人)人中、6人は東京で働くOB。1人は東京で大学院に通うOB。会うのも、短くて1年ぶり。
そして今年はなんと、デンマークで働くOGも緊急来日して参加。
という、このA☆CUPがあるからこそ、集まれるメンバー構成なのです。

そして、もちろん、久しぶりすぎて、一日目の夜はなんと朝の4時半まで、近況報告会。。(私はおチビと一緒だったので、渋々早く寝ましたが。。)

ずっと一緒にいるチームワークではなく、離れているけど、それそれみんなが頑張っていて、顔を合わせればすぐに一体感をえれるチームワーク。
コミュニケーション能力に長けたメンバーだからこそ生まれる環境だと思います。

サッカーはチームワーク。
一人で走らず、相手を信じてパスを出す。
そういう関係ができているのがソレッテです。

2015/10/29

A☆CUP2015

今年も行ってきましたA☆CUP!

よく、「A☆CUPってどこでやってるの?東京?」って聞かれるのですが、違います。

東京からまだ遥々北へ向かった茨城県の銚子からまだ少し北に行った「矢田部」というところにあるサッカー場で毎年行われています。


矢田部はほんと海添いで、風が強く、遠景に数多くの風力発電の風車が見えるような場所です。


私の所属する「ソレッテ大阪?」メンバーは東京駅で集合し、そこから鈍行に乗って2時間半かけて銚子まで行きます。そこから宿泊所の送迎バスでサッカー場まで。

という、新大阪を9時前に出てサッカー場に着くのが16時、、という7時間半の長時間移動で毎年遠征しています。


まぁ、なぜそこまでして??という声も聞こえなくもないのですが、このA☆CUP、建築界にとっては重要なイベントなのです!

年に一回、矢田部に集まって一緒にサッカーをする。もちろん、ガチじゃないサッカー。

A☆CUPにはいろいろな特別ルールがあり、絶対「女子か子供を出さないといけない」、とか「MA(ミドルエイジ)と呼ばれる30歳以上をださないといけない」「OA(オーバーエイジ)と呼ばれる40歳以上を出さないといけない」という、学生だけのガチじゃない、交流試合ができるようなルールになっています。

試合時間も15分ハーフ。

前夜祭では、各チームの現在の建築活動についてのプレゼン。
日本だけでなく、世界でも活躍している人たちの活動を知る機会でもあります。


今年も21チームが集まり、7グループ3チームで、公式戦は予選は2試合と決勝トーナメントを行いました。

ソレッテ大阪?はMA以上の割合がどんどん多くなってきていて、普段は仕事も忙しいので、なかなか練習もできないチームですが、なんと、予選2戦全勝で決勝リーグに進み、なんと、4位入賞でした!

最後の3位決定戦では、PKで負けるという、惜しい結果でした。

試合結果もさることながら、このソレッテというチームが凄いので、またチームの紹介は次の機会に。

2015/10/26

サツマイモ掘り

今日は、大阪府南部の方にある、友人が借りてる農園にサツマイモ掘りに行って来ました!

市内北部からでも電車で一時間弱で行ける場所なのですが、そこはのどかな田園地帯。

駅から徒歩10分程度の場所に、かつて池の底だったという貸し農園がありました!

サツマイモ堀りなんて小学校以来!
私がワクワクしていました!

上の葉っぱを取り除いて貰って、いざ芋掘り!!!
出るわ出るわ、きれいな巨大サツマイモ!!

30分足らずでこれだけの大収穫!!

そして、その後は小芋の掘り起こし!
こちらも一個の種芋に鈴なりの小芋たち。

その後、二十日大根やミニ大根の間引き。
その他いろいろ収穫して最後に、サツマイモを掘った後を耕して畝を作って玉ねぎの苗の植え付け。
これが今日の全収穫!

気づいたら三時間が過ぎていましたがその疲れを感じさせない達成感!!

普段土を触るのなんて砂場くらいの子供にとってはとても楽しかったようで、飽きもせず畑仕事を手伝っていました。

それに野菜嫌いのくせに、採ってる最中から「帰ったらお野菜食べる〜!お代わりする〜!!」
と信じられない発言!!

男の子ですが虫嫌いだったのに、いつの間にか「変な虫〜!」となにかの幼虫を持って見せて来るほど平気に。

うちの子みたいに都会っ子は、ホント土に触れる機会が少ないので、こういう機会はホントにありがたい!!
時々行かせてもらうことをお願いして帰ってきました!


今日の晩御飯は収穫祭だ〜!!!

2015/10/12

地鎮祭 宇都宮

週末は地鎮祭のため宇都宮へ。

初めての土地での地鎮祭。やはり、その土地土地によって少しずつ習わしも違うようで、今回もいくつか違う点が。

まず、祭壇ですが、今まで見た地鎮祭では3段程度の祭壇に奉献酒やその他お供え物が飾られているものだたのですが、今日のは木でフレームが組まれた中に祭壇が作られていました。

また、鍬入れの儀では、設計者が鎌だというのは同じだったのですが、施主と施工者が逆で、施主が鍬(くわ)で、施工者が鋤(すき)でした。

これにはびっくり!施主も設計者も施工者もみんな関西なので、この違いには驚いていました。

こういった儀式は土地のものなので、その土地土地でちょっとずつ違うみたです。

地域によってどのような違いがあるのかいろいろ体験してみたいです。

2015/10/04

Timberize OSAKAに出展します

ブログの更新も久しぶりですがウェブサイトの方も気がつけば更新が滞っているので、ちょっとだけ更新しました。途中で掲載されたメディア等も覚えているものは近いうちにアップします。
実施図等に追われ、溜め込み過ぎましたね。。。

以下展覧会のお知らせです。

建築家による木造建築模型展に出展します。

会期:2015年10月15日(木)-20日(火) 10:00- 18:00(会期中無休 / 最終日は17時まで)
会場:大阪デザイン振興プラザ デザインギャラリー
   (大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル ITM棟10F)
入場料:無料
主催:NPO法人teamTimberize
   大阪府地域産材活用フォーラム
   一般社団法人大阪府木材連合会
後援:大阪府
協力:大阪木材仲買協同組合
   アジア太平洋トレードセンター株式会社
   大阪デザイン振興プラザ(大阪市・ATC)


2015/05/08

介護付有料老人ホームが上棟しました

大阪府門真市の介護付有料老人ホームが上棟しました。

施工はDアパートメントと同じくパナホームです。現場の体制も前回とほぼ同じなので、ここまで快調に進んで来ました。
ここから屋根・外壁工事に入ります。

1F中庭付近。

屋根。デッキ部分がメンテナンス通路を兼ねた樋。

夏の竣工まで、まだもう一息です。

2015/05/07

ワークショップに参加してきました。

三月末の春の陽気を感じる週末。その一週間前に卒業式を終えたOCTの建築設計学科の学生有志が企画したワークショップに参加してきました。

「やまなみ組」と名付けられた女子二人の有志チーム。今までワークショップをしたことはなかったけど、卒業設計に取り組んでいるうちにワークショップの魅力を感じ、卒業はしてしまったけれど、学生最後に自分たちでワークショップを企画したい!というものでした。


「ダンボルームをつくろう」ということで、子供とその親が参加できるワークショップだったので、私も「参加者」として彼らを見守りに行ってきました。


段ボールや、布、紙を使い、公園内に自分の居心地のいい場所をつくります。
そしてカッターで穴を空けたり、ペンで色を塗ったり絵を描いたり、どんどんカスタマイズしていきます。

うちの子はまだ2歳なので、段ボールで何かを作るというのは無理でしたが、ペンで自由に落書きできるのがとても楽しいらしく、描きまくっていました。

少し大きい幼稚園や小学生の子供たちとなると、どんどん自由に作っていきます。あらかじめ、学生が作っていた棚のようなものが「靴箱」として子供たちの中で決められ、「中に入るときはここに靴をいれてくださ~い!」と言っていたり、子供たちの自由な創造力には驚かされました。

どんどん作られていく、子供たちの「居場所」は時に連結されたりして、まるで町のようになっていきました。
出来上がったら、最後にみんなでおやつタイム!自分の好きな場所におやつとジュースを持って行きます。

初めてワークショップを企画した彼女たちも楽しかったようで、これから社会人になってもやっていきたいとのこと。

こういう活動から気づき、設計に返ることってあるんだと思います。

「やまなみ組」のこれからの活動が楽しみです!

2015/04/18

八木プロジェクト ~出会い編~

これを機会に2013年2月から始まった「八木プロジェクト」についてちゃんと書いておこうと思います。

まずは出会い編。

八木プロジェクトは2013年2月に、奈良県立医科大学の医大生のサークル「チームPREドクターズ」のメンバー3人が、うちの事務所に相談に来たところから始まります。

(PREドクの三人と後日現地へ行った時の写真)


その相談とは、「学校近くの空町屋を安く借りられそうなので、そこでカレー屋を開きたい。それに向けて町屋を改修したいので、設計のアドバイスが欲しい」とのことでした。

よくよく話を聞いていると、簡単に言ってしまえば、「なんとなくのお店のイメージは持っていて、工事も自分たちでしたい。けれど、技術もないし知識もないから助けて!」と。
これは単なる設計依頼ではないことはすぐわかるし、相手は学生。設計料なんて概念は全くない様子(笑)
もちろん、単に技術的なことだけ相談に乗ってサラッと済ませることもできたのですが、彼らのそれまでの活動を聞いているとそのバイタリティに魅力を感じ、じっくり協力せずにはいられなくなりました。

そしてなにより、「医大生」が「自分たちで町屋を改修」することが面白そう!だと思いました。
そんな機会はなかなかないし、町屋にも彼らにもポテンシャルはあるので、それを最大限に生かしてあげたい!私たちも協力する限りは、面白いものにしたい!という気持ちがありました。

そこから、私たちの彼らへのヒアリングと提案がはじまっていきました。



次回へ続く。。

八木プロジェクトが毎日新聞で紹介される

今日(2015年4月18日)の毎日新聞朝刊に、SPACESPACEとOCTで取り組んでいる、八木プロジェクトが紹介されました。


おおさか 「まなびやの宝」という記事です。
私が取材を受けたのですが、コメントがちょっとだけ最後に載っています。

この記事になっているのは、第一期(2013年2月~2013年8月)についてなのですが、現在第二期として同じ南八木地区の別の町屋の活用に取り組み始めています。

第一期では、活用の方法自体は、うちの事務所と運営者である奈良県立医科大学の学生チーム「チームPREドクターズ」とで決めてからの、OCT学生の参加だったので、
OCTの学生は、改修の技術的な部分をサポートする「手足」として協力することになったのですが、第二期は、まだ活用の方法すらなにも決まっていない状況です。

なので、OCTの学生には単なる「手足」ではなく、活用方法を探る段階から一緒に取り組み、「企画」することの面白さと、いろんな分野の人たちと「協同」する楽しさや意義を肌で感じてもらえたらなと思っています。

専門学校というと、やはり「技術を身に着けるところ」というイメージが大きいですが、OCTはそれだけではありません。
「モノ」と「コト」の両面から建築やその周辺を考える機会を常につくっています。
時代背景から、単に「つくる」だけでなく、「つくるまえに考える。つくられ方を考える」等が必要な職能になっています。
そういった職能を、実体験を元に身に着けられるのがこの八木プロジェクトだと思っています。

そういう部分も取材でお話したのですが、文字数が決まった記事になると難しいですね。
ということで、補足させてもらいました~。

2015/04/08

OCT入学式

4月2日、見事に桜満開の中、OCTの入学式がありました。


今年も去年とほぼ同じ人数の学生たちが入学です。

彼らのちょっと緊張しながらも期待に満ちたきらきらした目を見ていると、こちらも気が引き締まる思いです。

特に私が主に授業を担当し、昨年から副担任をしている建築設計学科は、リカレント生と言って、社会人経験者や大学卒業者等を対象としているため、学生の気や期待はひとしおです。そんな彼らを教える教員側も責任は重大。

入学式の会場に入る彼らの顔を見て、ますます気を引き締めるとともに、またこの一年、新しい学生たちの出会いにこちらもワクワクドキドキです!

月形先生&谷川先生最終講義

先日、OCTで三十数年勤め上げられ、退官される月形先生と、谷川先生の最終講義がありました。

谷川先生がOCTに来られたのは1979年とのこと。私が生まれた年です。

そんな長い間OCTを見てこられ、教鞭をとり続けられたお二人のお話でした。

同じように月日をOCTとともに過ごされてきたお二方ですが、その最終講義のやり方は全く違いました。

月形先生は、専門が都市計画でありながら、お話されたのは、ご自身とOCTとの歩みについて。

35年という月日の間には、たくさんの変革期があったそうです。

建築学科だけで10クラス以上あった時代。その人数に対応するために、専門は都市計画でありながら猛勉強の末、建築設備の授業も担当されたり、時には製図の先生として教鞭をとられたり。

はたまた学校運営についても長きにわたり関わって来られていて、そのお話はOCTの歴史の深さと先生の熱い思いが伝わってくるものでした。


また谷川先生は専門が建築史。中でもゴシック建築が専門なので、ゴシック建築の話をされるのかと思いきや、タイトルはゴシック建築と禅。

禅!?!?という疑問を持ちながら頭の片隅に、数か月前、先生が頭を丸めてこられたのを思い出しました。

お話を聞いていると、どうやら在家の仏教徒になられたとのこと。

そもそも、キリスト教の宗教建築としてのゴシック建築を研究されていた中で、教会や大聖堂など、人々が祈りを捧げ、瞑想する空間はとても神聖で情緒的で体で感じるものであり、そんな場所をスケールで測ったり、プロポーションを研究したりすることに、とても疑問を感じていたとのこと。

そんな宗教観に接する中で、「仏教」に興味を持ち、禅の世界にはいったのだそうです。

先生のされたお話は、まるで仏教のお説教のようでとても深く、先生の人生観を感じるものでした。

お二人とも、語り口は違えども、やはり人生、お考え、ともに深く、私が先生方の年になった時に、このような深い話をできる人間になっているんだろうか、こんなに深みのある人間になっていたい。と思わせてくれる講義でした。

そして、先生たちが作り上げてこられたOCTをきちんと受け継いでいかないといけないなと、背筋が伸びました!


講義終了後は、先生方と送別会へ。

お二人と写真を撮っていただきました。


月形先生、谷川先生。本当に長い間お疲れ様でした。



ウサギ食べるズ 大阪公演『Mélanger! めらんじぇ!』

先日、知り合いの人に誘ってもらい、とある演劇?パフォーマンスを観に行ってきました。 
それは、パリのビジュアル コミック サーカス・カルテット、ウサギ食べるズの大阪公演『Mélanger! めらんじぇ!』でした。 

その人たちがどんな人なのか、どんな公演だったのかはリンクhttp://mangeursdelapin.com/jp/osaka/から。 

とにかく、この公演は面白いんですが、なにより、日本の狂言とのコラボっていうのが面白い。
そして、その公演には3つのプログラムがあるのですが、私たちが行った公演はキッズ向けプログラムで、同伴の小学生以下1名は無料! 
そして、内容も会場を巻き込むこの回だけのパフォーマンスということで、息子を連れて行ってきました。 

息子にはちょっと早いかな?と思いましたが、リズム感のいい音楽と、言葉がわからなくてもちゃんと伝わってくる笑いの部分と高度なパフォーマンスに 引き込まれたようで、約2時間の公演中、ずっと私の膝の上で、リズムに乗ったり手拍子したりと、楽しんでいました。

 そして、公演中何度も流れるウサギ食べるズのテーマ?ソング。 これが、耳につくw うちの子は、いまだに時々思い出して足踏みしながら歌っていますw 

こういう、言葉が通じなくても感じられるパフォーマンスっていいなと思いました。ましてや、その国の伝統芸能とのコラボ。 単純に楽しかったし、また、いつか日本公演があればいきたいと思います。

2015/04/02

100人と考えたベストな間取り大集合/LISTEN TO THE HOUSE

最近の掲載誌✕2です。書店で見かけたら手にとってみてください。


100人と考えたベストな間取り大集合に地面と屋根上の家が掲載されています。
「床から盛り上がる多目的な丘」。巻末には100人の建築家ファイルも掲載されています。

数年前から出版社とのやり取りが続いて、ようやく中国で発売された書籍。 地面と屋根上の家、Dアパートメントの2作品が掲載されています。装丁は中国っぽいですが、中身はそうでもないです。

「地面と屋根上の家」

「Dアパートメント」


編集社の皆様、ありがとうございました。

2015/03/29

パン教室2~ベーグル編~

先日、久しぶりにまた子連れパン教室に行ってきました!

ずっとFBで見ていて作りたかったベーグルパン作りです!

こねるのは、こないだの「ハイジの白パン」より簡単だった気がします。


けれど、整形がなかなか難しい!でも、ドーナツ型にする作業も楽しいし、今回はなんと茹でる作業が。

パンを焼く前に生地を茹でるなんて初めて知りました!!パン作りって深い!!
茹でた生地はまるで肉まんのようでした(^^)


そして、焼きあがったベーグルは、、、穴がない。。(^^;)

ベーグル??という見た目になってしまいましたが、味はもちろんサイコーにおいしかったです!


発酵待ちのティータイムには、先生である由美ちゃんお手製のシフォンケーキ。あんこと生クリームが添えてあって、なんとも美味しい♡

美味しすぎて、ほとんど息子に食べられましたが。。


そして、焼き上がりを待っている間の試食。

アボガドとレタス・ベーコンをサンドしてくれたベーグルサンド。

これも子供たちが食欲旺盛!

ほんとにこのパン教室は、パンを作るのはもちろん楽しいのですが、子供も一緒に遊ばせながら、子育てのいろいろを話しながらできるのがいいです。子供たちも焼きたてのおいしいパンを食べれて嬉しそうですし。

また参加したいです!

2015/03/14

南八木町町家改修WS①

約2年前から我々がサポートをしているまちづくり活動があります。

奈良県橿原市南八木地区で、空き家となった古い町屋を改修することにより、まちに開かれた場とする活動です。


第一期としては、一軒の空き家だった町屋を地域の方々や、近隣にある奈良県立医科大学の医学生たち、私が教員をしているOCTの学生や先生と一緒に改修することにより、まちのコミュニティースペースとなるような、学生が運営する「食堂」と「寺子屋」に生まれ変わらせました。


そして、この1月から第二期として、以前改修した町屋の二軒隣の空き家活用に向けて動き出しています。

まだ、どのように活用していくかは検討中なのですが、まずは現状把握を。ということで、先日、OCTの学生を引き連れて、実測に行ってきました。
いくつかのチームに分かれ、それぞれの担当箇所を実測し、メモしていきます。

屋根裏にも上がって実測もします。
また、実測と同時に床板を剥いだりしながら現状の建物の状態を診断していきました。

みんな埃だらけになりながらも、一生懸命作業していました。
いくら机上で勉強していても、実際に見ることが一番の理解につながります。

そして、実測の後は図面化していく作業です。測り残しがないようにその場で手描きでどんどんラフに図面化していきました。

今回は、とにかく町屋という「モノ」を知るところから。
次回は、この「モノ」のよさを伝える「コト」の企画として、近隣の小学生と一緒に左官ワークショップをします。

また、その様子も報告したいと思います。