今みずのき美術館では、堀田哲明さんの個展が開かれています。堀田さんの絵のほとんどは「家」がモチーフになっているのと、とても鮮やかでカラフルな色が特徴です。
その堀田さんの絵を建築の視点で見たら面白いのではないかというワークショップの依頼でした。
そこで私たちは、堀田さんの絵の中の家を立体的に立ち上げる過程で、スケールをイメージしてもらい、家の中がどんな間取りになっているのかを想像し、絵では見えていない他の面はどうなっているのかを考えてもらうワークショップを企画しました。
そんな中、なんとかそれぞれひとつずつ、堀田さんの家のような「私の家」ができました。
そして、その後それら「私の家」がたくさん集まった「私たちのマチ」をみんなでつくりました。
「どこに道をつくる?」「私の家の前は芝生の庭」とか話しながらどんどんマチをつくっていきました。
予定の時間が過ぎても、みんな切ったり貼ったり。夢中になってくれていました!
今回は親子参加が4組もいて、子供たちも5人もいました。
みずのき美術館が町にあるおかげで、幅広い世代が交流出来ていいですね。
本来、公共施設ってこうあるべきなんだろうな~と思わされる場所です。
堀田さんの展覧会は9月1日まで。今回のワークショップの成果も美術館向かいにある「みずのきカフェ」に飾ってあるのでこちらもあわせてどうぞ。