3/24より開催される展覧会「にほんのいえ」に出展しますので、是非お立ち寄りください。
会 期:2012年3月24日[土]-4月8日[日]
会 場:堂島リバーフォーラム 4F ギャラリースペース
大阪市福島区福島1-1-17 TEL06-6341-0115
時 間:11:00-19:00(入館18:30まで)
4月8日(日)のみ11:00~17:00(入館16:30まで)
入場料:無料
主 催:堂島リバーフォーラム
キュレーション:藤村 龍至
ARTISTS:会田友朗+久野紀光/井手健一郎/木村松本[木村吉成+松本尚子]/KUU[佐伯聡子+K.M.Tan]/ 久野浩志 / 金野千恵/島田陽/SPACESPACE[香川貴範+岸上純子]/TERMINAL 01[原口啓+三木慶悟] dot architects[家成俊勝+赤代武志]/藤村龍至/メジロスタジオ[古澤大輔+馬場兼伸+黒川泰孝]/屋根裏設計[寺田雅史+中山陽州]/米澤隆/403 architecture[dajiba][彌田徹+辻琢磨+橋本健史]
昨年夏、『Dojima River Biennale 2011ーEcosophia』展をひと月にわたり開催しました。
2011年は未曾有の震災と事故、その後紀伊半島での台風、私たち日本人ひとりひとりがどう生きていくかについて強く問いかける時となりました。
その問いかけから、思い当たった答えとともにきちんと生きていくために不可欠なもの、それが日々の生活の土台となる住まいです。 今、私たちがこれからの『いえ』の在り方を問いかけ、見つめ直す『にほんのいえ』展を堂島リバーフォーラムで開催いたします。
春の日差しが心地よくなる季節にお運びいただき、日本の気鋭若手建築家が全国各地で建てた家の模型が提案する『いえ』の空間と知恵と立ち姿をご覧いただきたいと考え企画致しました。
堂島リバーフォーラム プロデューサー
古久保ひかり
2012/03/13
高岡大仏へ
昼と夜にたらふく海の幸をいただいた富山一日目も無事終り、富山二日目。初めて、高岡大仏を見に行ってきました。
日本三大大仏のひとつとされている大仏様です。日本三大大仏と言えば、もちろん奈良の大仏・鎌倉の大仏です。この二つは何度か見たことがあったので、三大大仏の三つ目かと、大きさを期待して行ったのですが、思ったより上品なサイズの大仏様。
どうやら、日本三大大仏の3つ目って、たくさんの候補があるらしいですね。以前タモリ倶楽部でも「三大大仏が今夜決定!」という会があったほど、全国に候補が13尊もあるらしいです。
でも、高岡大仏はなんだか穏やかなやさしい顔をされていて、癒されました。
平日だったのもあり、名物のコロッケ?屋さんも閉まってるし、人もほとんどいないしで寂しい参拝でしたが、一応三大大仏が全部見れたということで、満足です。
日本三大大仏のひとつとされている大仏様です。日本三大大仏と言えば、もちろん奈良の大仏・鎌倉の大仏です。この二つは何度か見たことがあったので、三大大仏の三つ目かと、大きさを期待して行ったのですが、思ったより上品なサイズの大仏様。
どうやら、日本三大大仏の3つ目って、たくさんの候補があるらしいですね。以前タモリ倶楽部でも「三大大仏が今夜決定!」という会があったほど、全国に候補が13尊もあるらしいです。
でも、高岡大仏はなんだか穏やかなやさしい顔をされていて、癒されました。
平日だったのもあり、名物のコロッケ?屋さんも閉まってるし、人もほとんどいないしで寂しい参拝でしたが、一応三大大仏が全部見れたということで、満足です。
2012/03/11
まちの風景とは
先日、仕事で富山県に行ってきました。サンダーバードで高岡駅へ。富山県高岡市は香川が小学生から高校生までを過ごした場所でもあります。
私も、以前二度ほど訪れたことがあったのですが、3年ぶりに行ってきました。久しぶりに行くと、高岡駅は新しくなっており、3年前にうろうろ探索したステーションデパートのビルは建て直しの解体中でした。
ビル屋上の看板の企業名が富山らしいです。駅周辺の、昔は栄えていたであろう飲食店街も今では廃墟のようです。
そして、これが新しくなった高岡駅の外観ですが、ん~。。なんとも地域性のない。。。
三年前にはあった、ミラーレスのシンボルモニュメントもなくなっていました。。そしてこれがステーションデパートビルの外観イメージです。
これまた、地域性がないな。。。と思いきや、調べてみると、このビルの3つのデザインコンセプトの3つ目に、高岡市の地域性を感じさせるデザイン・地場産業に関係した建築材料の採用・線材を主とすることにより、歴史と文化の町並みの繊細さを表現と、、、1つ目はいいとしても、歴史と文化の町並みの繊細さを表現って。。。う~む。。。
駅舎やその周辺というのは、その土地の顔であり、外から来る人にとってはその町の第一印象となるところ。その印象をつくることはとても大切なことだと思います。私たちも熊本駅の西口のコンペをやってたとき、そのあたりを凄く考えていたのを思い出しました。
私も、以前二度ほど訪れたことがあったのですが、3年ぶりに行ってきました。久しぶりに行くと、高岡駅は新しくなっており、3年前にうろうろ探索したステーションデパートのビルは建て直しの解体中でした。
ビル屋上の看板の企業名が富山らしいです。駅周辺の、昔は栄えていたであろう飲食店街も今では廃墟のようです。
そして、これが新しくなった高岡駅の外観ですが、ん~。。なんとも地域性のない。。。
三年前にはあった、ミラーレスのシンボルモニュメントもなくなっていました。。そしてこれがステーションデパートビルの外観イメージです。
これまた、地域性がないな。。。と思いきや、調べてみると、このビルの3つのデザインコンセプトの3つ目に、高岡市の地域性を感じさせるデザイン・地場産業に関係した建築材料の採用・線材を主とすることにより、歴史と文化の町並みの繊細さを表現と、、、1つ目はいいとしても、歴史と文化の町並みの繊細さを表現って。。。う~む。。。
駅舎やその周辺というのは、その土地の顔であり、外から来る人にとってはその町の第一印象となるところ。その印象をつくることはとても大切なことだと思います。私たちも熊本駅の西口のコンペをやってたとき、そのあたりを凄く考えていたのを思い出しました。
2012/03/06
SPACESPACE事務所から間取り的想像力へ
先日ちょっとご紹介しましたが、うちの事務所は間口13m、奥行き1.3m~3mという築42年鉄骨3階建ての建物です。表から見ると、そこそこ大きなビルに見えます。
けれど、中へ入ると。。。こんな奥行きです。(これは広い方3m弱の奥行きの部分です)
この執務スペースは幅1.8m~3m弱です。狭いようですが、900幅のテーブルを置いても両サイドに人がちょうど座れるスペースが十分に確保されます。事務所として1階と2階の一部を使い、残りは住居として使っています。
これが、不動産屋さんから最初にいただいた図面です。当初はこんな間取りでした。
なんと屋上つきです!
しかし、当初は一階南側のスペースに無造作にむき出しのUBが置かれていたり、北側は居室として使われていたため、床上げの上クッションフロアが貼られていました。それを、学生さんとともにバキバキと撤去。UBも撤去し、2階のトイレスペースに無理やり浴槽を設置。
東側の吐き出し窓を塞いでいたベニヤも撤去。
開放感のある吐き出し窓が姿を現しました。
(窓は後に型ガラスの窓から全面透明ガラスの吐き出し窓に入れ替え)
そしてその後、みんなでワイワイ壁や天井、窓枠までとにかく全てペンキで真っ白に。
その床に、女子左官屋の友人の力を借り、また自分たちの手で床にモルタルを敷きました。
かなりの力仕事ですが、さすがプロ。手馴れたもんです。
寸角を使って平衡に均していきます。
はじめの方は見てるだけで手出しできず。。
徐々に私もお手伝い。
けれどやっぱり、最後の押さえや仕上げはプロの手に。
学生さんも頑張ってくれました!
そして見事ツルツルピカピカの床に!!
日を改めて、南側のスペースも。
ペンキの買出しに車を出してくれたり、長靴を貸してくれた、屋根裏設計の寺田さんもモルタル敷きの体験!(なんか慣れない手つきw)
そしてやっぱり最後はプロの手に。
このとき、彼女も私も結婚式を1ヵ月後に控えながら、「手が荒れる~~」と笑いながらの作業でしたw
そして、見事に美しく仕上がった南側部分。
こうやって、多くの人のお手伝いによりSPACESPACEの事務所は完成しました!こんな作業をしていたのは寒さも残るちょうど今頃の季節。もう2年も前のことです。そんな、うちの事務所。
この幅を見ていて、何かを思い出しませんか?
そうです、先日発表したDアパートメントです。あの居室の幅は約2m。
その寸法設定は極端すぎると思われている方がいるかもしれませんが、我々は、執務スペースとしても、居住スペースとしても約2mの幅を毎日体験し、使いこなしています。使いこなす。とは大げさで、普通に住めています。そんな体験からきている寸法設定なんです。
香川がAAR でも「間取り的想像力」として書いているように、こういった見出される対象でしかなかった特有の面白さを設計の方法論に取り込んでいこうとしたのがDアパートメントなのです。
けれど、中へ入ると。。。こんな奥行きです。(これは広い方3m弱の奥行きの部分です)
この執務スペースは幅1.8m~3m弱です。狭いようですが、900幅のテーブルを置いても両サイドに人がちょうど座れるスペースが十分に確保されます。事務所として1階と2階の一部を使い、残りは住居として使っています。
これが、不動産屋さんから最初にいただいた図面です。当初はこんな間取りでした。
なんと屋上つきです!
しかし、当初は一階南側のスペースに無造作にむき出しのUBが置かれていたり、北側は居室として使われていたため、床上げの上クッションフロアが貼られていました。それを、学生さんとともにバキバキと撤去。UBも撤去し、2階のトイレスペースに無理やり浴槽を設置。
東側の吐き出し窓を塞いでいたベニヤも撤去。
開放感のある吐き出し窓が姿を現しました。
(窓は後に型ガラスの窓から全面透明ガラスの吐き出し窓に入れ替え)
そしてその後、みんなでワイワイ壁や天井、窓枠までとにかく全てペンキで真っ白に。
その床に、女子左官屋の友人の力を借り、また自分たちの手で床にモルタルを敷きました。
かなりの力仕事ですが、さすがプロ。手馴れたもんです。
寸角を使って平衡に均していきます。
はじめの方は見てるだけで手出しできず。。
徐々に私もお手伝い。
けれどやっぱり、最後の押さえや仕上げはプロの手に。
学生さんも頑張ってくれました!
そして見事ツルツルピカピカの床に!!
日を改めて、南側のスペースも。
ペンキの買出しに車を出してくれたり、長靴を貸してくれた、屋根裏設計の寺田さんもモルタル敷きの体験!(なんか慣れない手つきw)
そしてやっぱり最後はプロの手に。
このとき、彼女も私も結婚式を1ヵ月後に控えながら、「手が荒れる~~」と笑いながらの作業でしたw
そして、見事に美しく仕上がった南側部分。
こうやって、多くの人のお手伝いによりSPACESPACEの事務所は完成しました!こんな作業をしていたのは寒さも残るちょうど今頃の季節。もう2年も前のことです。そんな、うちの事務所。
この幅を見ていて、何かを思い出しませんか?
そうです、先日発表したDアパートメントです。あの居室の幅は約2m。
その寸法設定は極端すぎると思われている方がいるかもしれませんが、我々は、執務スペースとしても、居住スペースとしても約2mの幅を毎日体験し、使いこなしています。使いこなす。とは大げさで、普通に住めています。そんな体験からきている寸法設定なんです。
香川がAAR でも「間取り的想像力」として書いているように、こういった見出される対象でしかなかった特有の面白さを設計の方法論に取り込んでいこうとしたのがDアパートメントなのです。
事務所カーテン増設
先日、うちの事務所1階に、新たに一箇所カーテンが設置されました!
何度かレクチャーではご紹介しているのですが、うちの事務所は間口13m、奥行き1.3m~3mという築42年鉄骨3階建ての建物です。事務所スペースについてはまた後日ご紹介したいと思いますが、とにかく1階は間仕切りがなく、熱効率が極めて悪い状況でした。
かといって、建具をいれてしまうと閉鎖的になってしまう。
ということで、いつもお世話になっているFabricscapeさんに相談し、多少ですが断熱効果もあるカーテンをつけてもらいました。この生地はレース生地で薄いのですが目が細かく、二枚重ねで縫製し、間に空気層を設けることで断熱性を高めてくれます。
先日竣工したリフォーム物件でもこの生地を採用しました。
施工は山本さん自らw
ドア枠との間に隙間ができてしまうとそこから空気が行き来してしまうので、レール部分の縫製もフックが見えないような特殊縫製です。
事務所側から見ると。
書籍スペース側から見ると。
施工完了後、早速暖房を入れてみました。見事に執務スペースだけ暖かです!
熱効率がよくなったのと、ふわっとして、向こうが見えるようで見えない布でなんとなく囲まれた感がまたイイ感じです。昼間は道路側のカーテンを開け放って、外と内がつながるようなスペースですが、夜には道路側のカーテンも閉めるとより一層落ち着いたスペースになります。
これでまた、事務所スペースが快適になりました。山本さん、ありがとうございました!
Fabricscapeさんのブログでも写真を掲載していただいています。→http://www.fabricscape.jp/blog/
何度かレクチャーではご紹介しているのですが、うちの事務所は間口13m、奥行き1.3m~3mという築42年鉄骨3階建ての建物です。事務所スペースについてはまた後日ご紹介したいと思いますが、とにかく1階は間仕切りがなく、熱効率が極めて悪い状況でした。
かといって、建具をいれてしまうと閉鎖的になってしまう。
ということで、いつもお世話になっているFabricscapeさんに相談し、多少ですが断熱効果もあるカーテンをつけてもらいました。この生地はレース生地で薄いのですが目が細かく、二枚重ねで縫製し、間に空気層を設けることで断熱性を高めてくれます。
先日竣工したリフォーム物件でもこの生地を採用しました。
施工は山本さん自らw
ドア枠との間に隙間ができてしまうとそこから空気が行き来してしまうので、レール部分の縫製もフックが見えないような特殊縫製です。
事務所側から見ると。
書籍スペース側から見ると。
施工完了後、早速暖房を入れてみました。見事に執務スペースだけ暖かです!
熱効率がよくなったのと、ふわっとして、向こうが見えるようで見えない布でなんとなく囲まれた感がまたイイ感じです。昼間は道路側のカーテンを開け放って、外と内がつながるようなスペースですが、夜には道路側のカーテンも閉めるとより一層落ち着いたスペースになります。
これでまた、事務所スペースが快適になりました。山本さん、ありがとうございました!
Fabricscapeさんのブログでも写真を掲載していただいています。→http://www.fabricscape.jp/blog/
2012/03/05
2012/03/04
明日への建築展レセプション
昨日は、『明日への建築展』 のシンポジウムとレセプションパーティーでした。シンポジウムは、都合で行けなかったのですが、リッツカールトンホテルで行われたレセプションパーティーに行ってきました。
今回の展覧会は、上は出江寛先生に始まり、下は私たちの世代まで幅広い年齢層による提案の展示なので、レセプションに来られている方々の顔ぶれも多彩。
学生時代に、ドローイングのかっこよさに轢かれいくつか作品集を持っている、高松伸さんにもご挨拶でき、名刺交換をさせていただきました!
今回の展覧会は、1.17 3.14の震災以降の明日へのメッセージとして各建築家が展示を行っています。実際に被災地に赴き活動されている方、被災地への復興提案をされている方、直接的には被災地に関わってはいないが、これからの建築へのメッセージの展示と、年齢層も幅広ければ内容も幅広い。
また、被災地の復元模型を眺めていると、いろいろ考えさせられます。
展覧会は来週12日月曜日までです。
みなさん是非!
今回の展覧会は、上は出江寛先生に始まり、下は私たちの世代まで幅広い年齢層による提案の展示なので、レセプションに来られている方々の顔ぶれも多彩。
学生時代に、ドローイングのかっこよさに轢かれいくつか作品集を持っている、高松伸さんにもご挨拶でき、名刺交換をさせていただきました!
今回の展覧会は、1.17 3.14の震災以降の明日へのメッセージとして各建築家が展示を行っています。実際に被災地に赴き活動されている方、被災地への復興提案をされている方、直接的には被災地に関わってはいないが、これからの建築へのメッセージの展示と、年齢層も幅広ければ内容も幅広い。
また、被災地の復元模型を眺めていると、いろいろ考えさせられます。
展覧会は来週12日月曜日までです。
みなさん是非!
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