2008/11/14

環境との交感・形

第1回が大盛況だった今年度のアーキフォーラム、第2回・第3回は以下の通りです。

建築の跳躍力 -2000年以降の社会と建築を語る建築作品-
2000年以降に作られた建築作品から、現在と未来の社会を読む試みを行う全13回のレクチャーシリーズ。

第2回
高知・本山町の家/小玉祐一郎:環境との交感
講師:小玉祐一朗/建築家・神戸芸術工科大学教授
日時:2008年11月22日(土)17:00-19:00(16:30開場)

第3回
JIN'S GLOBAL STANDARD・ヘチマ/中村竜治:形
講師:中村竜治/建築家
日時:2008年1月24日(土)17:00-19:00(16:30開場)

・会場:TOTOテクニカルセンター大阪 http://www.com-et.com/
 大阪市中央区久太郎町3-6-8 御堂筋ダイワビル2F
 地下鉄本町駅9番・12番出口より徒歩4分
 *駐車場は、利用できません。
・定員:80名(当日先着順)
・参加費:一般1000円 学生500円
・問合せ:柳々堂書店 tel.06-6443-0167
 http://www4.osk.3web.ne.jp/~ryuryudo
・HP:http://www.archiforum.jp

2008/09/10

平田晃久:空間の灰色性について

第1回ゲストが決定しました。東京で活躍する若手建築家、平田晃久さんです。以下概要、ふるってご参加ください。

建築の跳躍力 -2000年以降の社会と建築を語る建築作品-
2000年以降に作られた建築作品から、現在と未来の社会を読む試みを行う全11回のレクチャーシリーズ。

コーディネーター:家成俊勝・香川貴範・米津正臣

・桝屋本店・sarugaku/平田晃久:空間の灰色性について
・プロフィール
 1971年 大阪府生まれ
 1994年 京都大学工学部建築学科卒業
 1997年 京都大学大学院工学研究科修了
 1997年~2005年 伊東豊雄建築設計事務所
 2003年 安中環境アートフォーラム国際コンペ三等
 2004年 SDレビュー2004朝倉賞(House H)
 2006年 SDレビュー2006入賞(House S)
 2008年 第19回2007年JIA新人賞受賞
 2005年~ 平田晃久建築設計事務所主宰
 京都造形芸術大学、日本大学、東京理科大学非常勤講師

・日時:2008年10月25日(土)17:00-19:00(16:30開場)

・会場:TOTOテクニカルセンター大阪 http://www.com-et.com/
 大阪市中央区久太郎町3-6-8 御堂筋ダイワビル2F
 地下鉄本町駅9番・12番出口より徒歩4分
 *駐車場は、利用できません。
・定員:80名(当日先着順)
・参加費:一般1000円 学生500円
・問合せ:柳々堂書店 tel.06-6443-0167
 http://www4.osk.3web.ne.jp/~ryuryudo
・HP:http://www.archiforum.jp

2008/07/25

12th archiforum in OSAKA 2008/2009

概要をちょっと変更しました。

来期(10月)から、前任の岸川謙介さん・松岡聡さん・山崎泰寛さん3名の後を引き継ぎ、アーキフォーラムという関西のイベントのコーディネーターに任命された。コーディネーターが決めたテーマ(前回は、国境と建築)に沿った人選で、毎回ゲスト(建築家に限らない)を呼んで話を聞くというイベント。建築の議論が行われる機会が少ない関西で、その機会を作り出すというのが趣旨のようであり、企画運営は毎回、今井敬子さん・柳々堂書店他のボランティアで成り立っている。

熱い議論が巻き起こるような仕組みを考えたいと思う。

以下は、土曜に配布するレジメの抜粋。

建 築 の 跳 躍 力
-2000年以降の社会と建築を語る建築作品-
12th archiforum in OSAKA 2008/2009

2000年、Y2K問題。ハノーバ万博がドイツで開催。2001年、ウィキペディア日本語版開設。iPod発表。2002年、日韓共催ワールドカップ、世 界の中でアジアが躍進した。住民基本台帳ネットワーク開始。2003年、ヒトゲノム解読の全作業を修了。イラク戦争、戦争がリアルタイムで伝えられた。 2004年、Winny開発者逮捕。2005年、公共建築でのアスベスト未除去が問題化。耐震強度偽装問題が発覚。2007年、それに伴う建築基準法改正 は、現在も建設業界の先行きを不透明にしている。2008年、洞爺湖サミット開催で温室効果ガスの削減について話し合われた。

この様に、さまざまなニュースが報道され、「建築を作る」ことの背景が激変する中でも、世界中に数え切れないほどの建築が作られてきた。社会の構造転換と呼べるほど大きな出来事だけで無く、たった1つの出来事が、多くの「建築を作る」ことに干渉してくる。

しかし、建築はその形式的な独立性故に、別の時代・別の社会から見ると、その社会的な背景、ともすれば個別の要求・条件さえもが不可視な状態に陥ってしまう。それ故、過去の建築を見ることの多くは、ヒットチャートを聞く程には「当時」を思い出させてはくれないのである。

政治的に建物を作らないことが選挙での当選条件となり、商業活動がネット上でも可能になった現在は、様々なことが脱建築化した時代である。その中にあって、私達はどの様に振る舞うべきか?常にその立ち位置を社会の中に問い直す態度こそが「建築を作る」ことに求められるのではないだろうか?
archiforum in OSAKA 2008/2009では、2000年以降に作られた建築のデータベースとその社会背景を再接続することで可視化する、時代を代表する建築作品を招き、その建築作品から社会を読む試みを行う。過去を振り返るのでは無い、2010年以降の未来に繋がる建築の話がしたい。

□コーディネータープロフィール
家成俊勝(いえなり・としかつ)
1974年兵庫県生まれ/1998年関西大学法律学科卒業/2000年大阪工業技術専門学校夜間部卒業/専門学校在籍中より設計活動を開始/2004年〜dot architects共同主宰/2008〜京都造形芸術大学非常勤講師

香川貴範(かがわ・たかのり)
1974年大阪生まれ/1998年東京工業大学建築学科卒業/2000年同大学大学院修士課程修了/2000年〜2006年株式会社坂倉建築研究所/2006年〜S P A C E S P A C E共同設立/2007年〜摂南大学非常勤講師/2008年〜京都造形芸術大学非常勤講師

米津正臣(よねづ・まさおみ)
1974年愛知県生まれ/1997年東京工業大学建築学科卒業/1999年同大学大学院修士課程修了/1999年〜竹中工務店大阪本店設計部勤務

2008/07/03

ラウンド・アバウト・ジャーナルVol.8公開収録

以下のようなイベントが開催されるようです。名前が入ってるので当事者なんですが、いまいち何をやるのかわかりません。興味ある人は参加してみてください。

ラウンド・アバウト・ジャーナルVol.8公開収録
「若手建築家のアジェンダ」

1995年以降、経済のグローバル化と、情報技術の環境化によって建築設計を取り巻く環境は厳しさを増している。1970年代に始まったアトリエ系建築家と組織・ゼネコン系建築家の乖離や、2000年代以降のあいつぐ建築専門誌の休刊によって議論の場が消滅したことによるメディア環境の断絶は、解決の糸口も見えないまま私たちの前に立ちはだかっている。

2002年より活動を開始したROUND ABOUT JOURNALはブログ、フリーペーパー、イベントの開催などを通じてアトリエ系と組織・ゼネコン系、東京と地方などをブリッジする議論の場を設計しようとしている。今回は、関西地区の若手建築家に公開インタビューを行うことで、彼らが何を考え、実践しようとしているのか、それぞれのアジェンダを共有する場としたい。

■日時:2008年7月10日(木)18:30-21:00
■場所:神戸芸術工科大学 セレンディップギャラリー・カフェ(D棟)
■アクセス:http://www.kobe-du.ac.jp/access/index.htm
■参加建築家(敬称略)
柳原照弘(isolation unit)/市井洋右(市井洋右建築研究所)/今井敬子/山崎亮(studio-L)/香川貴範(SPACESPACE)/家成俊勝 大東翼 赤代武志(dot architects)/笹岡周平(WASABI)/藤村龍至 山崎泰寛(TEAM ROUND ABOUT)
■タイムテーブル
18:30-18:50 挨拶・問題提起(藤村)
18:50-21:00 ディスカッション
■主催:TEAM ROUND ABOUT、アキレス
■お問い合わせdot architects tel : 06-7171-1977 mail : dotarchitects@tcct.zaq.ne.jp
■協力:神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科

2008/05/19

佐藤敏宏インタビュー+講演会

柳原君の紹介で、福島の建築家佐藤敏宏さんが事務所にやってきた。

藤村君や、他の関東の若い建築家の日記にも良く登場する名前なので、近い世代の人かと思っていたが、全然、50代後半のおじさんだった。東京を始めとして、全国の30代独立系建築家をインタビューして廻っているそうだ。ついこの前は、金沢に行っていたらしい。
そのインタビュー録は、出版して儲けるわけでも無く、自分のホームページにアップしていっているそうだ。何とも変わった人だが、とても50代後半の人の活動とは思えない。

流れるようにインタビューは進み、聞かれるがままに答えた。3時間近かったのではないだろうか。その後は、次のインタビュー対象の所へ向かって行った。関西には1週間滞在して、他の30代達にもインタビューするとか。ホームページにアップされるのが楽しみだ。

僕たちは「観察栽培」されるようだ。5年毎に20年間現れて、どのようになってるか観察しに来るとか。佐藤さんのホームページを通して、全国の同世代達が繋がって行くのは何とも不思議な話である。

その数日後、土曜日に佐藤さんの講演会が開かれた。作品の話はちょっとだけで、主にインタビュー活動の話。そのまま、講演会に来たいろいろな世代の人達が入り交じって、近所の公園で3時過ぎまで、建築の話や関係無い話をする。佐藤さんは公園で飲むのが気に入ったらしく、終始、「ここで飲むために、全国を廻って来た気がする」と言っていた。

佐藤さん、次は福島で会いましょう。

2008/05/18

熊本駅西口最終審査

5/10土曜日、熊本駅西口コンペの最終審査が熊本県庁で行われた。

今回は、発表から審査までの準備期間が1ヶ月あったので、入念な準備が出来た。1m×1mの模型のほか、白線モックアップなどの作成を関西大学の学生に手伝って貰った。

当日は、昼からのプレゼンテーションだったが、現地で宅急便で送った模型を受け取らなければならないので、こちらを出るのは早朝である。6時起きで、雨のなか伊丹空港に向かう。熊本までは1時間程度で着き、空港バスで県庁着。控室は5組とも同じ部屋で、芸人の楽屋のようである。

模型を郵送してきた人が多かったため、皆模型の修理などでリハーサルまでの時間を潰している。

食事後、本番である。思ったより大きな会場であるが、観覧する人々は、地域住民よりは学生が目立って多いようだ。各組厳しい質問をされながらも、応戦している。あっという間に自分の番が廻って来てしまう。ここまで、全員が発表原稿を読んでいたので、自分も原稿を読もうかという誘惑に駆られるも、余りに緊張していないので、やはり、原稿は無しで発表することにする。

時間10分喋り切った。白線モックアップでは審査員から爆笑も取ったので、一安心。その後の質疑では主に、雨にかからずに歩けるようにする方法などを聞かれる。

全員の発表後の休憩時間に、ぐんま総合情報センターの最終審査で一緒になった熊本大学の田中智之さんに再会する。白線モックアップでは笑って貰えたようだ。塩尻で一緒になった佐藤さんともちょっと話をする。

この時点では全く、どの審査員が自分の案を推していて、どの案が優位なのかがわからなかったのだが、後半戦の全体質疑を行っているうちに、なんとなく明らかになっていった。回答順は審査員の桂先生の機転で、5.4.3.2.1や4.2.1.3.5のように、質問毎に変えられた。質疑の内容は以下の項目。

・これまでの経歴

・風雨の問題への対策

・公開された市民の意見を読んで対応したこと

・ユニバーサルデザインへの対応

・新幹線の駅舎デザインとの関係

・新幹線駅から見た際の自分の案のインパクトを再プレゼンする

この後は審査員間の議論で話が進んで行き、全員が票を入れた佐藤さんが最優秀賞に選ばれた。

駅前広場は交通の広場で、その問題を無難に解いているということだったと思う。(無難というのは審査員の議論で出た言葉)

SPACESPACEの案はこれまで見たことが無く、面白い提案だが、そもそも駅前広場では無いのではないかということだったように思う。

このへんはなかなか難しい。駅前広場に見えるようでは地方駅の裏口という文脈の中では、何も為し得ないというところからスタートしただけに、設計の入口を問われた形になってしまった。最終的には、案の利/不利が一致してしまったようだ。実施コンペ、というよりは実施案というのはなかなか難しい。

2008/04/12

風景の家展示会

住宅セレクションvol.2「家の風景・風景の家」の入賞作の作品展示会が、今週日曜まで新宿パークタワー ギャラリー3で開かれています。是非お立ち寄りください。



最近は、熊本の最終審査に向けての準備などでバタバタしてます。大学の授業もそろそろ始まります。今年からは京都造形芸術大学の方でも非常勤講師をすることになったので、そちらも楽しみです。

2008/02/25

ぐんま総合情報センター

とりあえず1・2月のコンペラッシュでの結果が1つ。

2/14、東京にプレゼンに行く直前に、群馬県の東京における地方事務所・アンテナショップ「ぐんま総合情報センター」の設計競技で最終審査に残ったという通知を受け取る。

2/16、東京から戻り、4日でプレゼンテーション準備。少ない準備期間だったので、模型持ち込み不可は逆に有り難い。不眠不休の作業の後、無事、前橋市に前日入りを果たす。

2/21、最終審査通過者は当日まで発表されていなかったので、誰が残っているのかと、楽しみにして会場入り。蓋を開けてみると、有名建築家や過去に別の審査で一緒になった人、噂に良く聞く人々だらけで、最終審査1歩手前まで残っていた大学の先輩も見学に来ていた。プレゼンテーション・質疑応答は、今までの中では一番いい出来だったように思う。そのまま疲れて、大阪まで、4時間掛けて帰宅。翌日、審査結果が発表されるが、惜しくも佳作である。。また次回!

2008/02/24

横須賀美術館

ある用事とコンペの敷地見学のため、2/14から16まで東京へ。15日はちょっと時間を潰しに、山本理顕作の横須賀美術館まで。JR横須賀駅は、東京に6年間住んだにも関わらず、始めて降りた駅だった。軍艦や潜水艦が行き交い、横浜とは全然違う雰囲気なうえ、駅舎が地方駅のようである。そこから更にバスで30分揺られて、観音崎にようやく到着。都内から2時間近くかかった。

美術館の大きなボリュームが半地下に配置してあり、山と海を繋いでいる。中に入ると結構大きな内部空間があった。

レストランとテラス。

ガラスの箱の中に、入れ子になった展示室ボリューム。展示室に出入りする際に、箱と箱の間の隙間を通過する。屋根のガラスがカーテンウォールのように支持されてるが、シールが切れても大丈夫なんだろうか?

屋上からの絶景。双眼から浮上する潜水艦が見えた。

美術館の展示に無理をさせない程度に、内部空間も複雑になっており、面白い建物であるが、何より、QBS方式でこの建物が建ったことが驚きだと思う。なかなかこの様なものが出来てこない選定方式だったはずである。

2008/02/04

久しぶりに

忙しさにかまけて、更新が滞り中。

1月中は久々にコンペラッシュ。結果はそのうち。壊滅ということは無いことを願いつつ。その他、TOTOのアトリエワン・千葉学巡回展に合わせて行われたレクチャーのため、塚本師匠が久しぶりに来阪したり、大学の授業で最終講評会があったりなど。。

あ、あとホヅプロの新年会が。studio-L(ランドスケープデザインの山崎さんの事務所)で進行中の、他のプロジェクトに関わる人々も交えて行われる。家島という、瀬戸内海の島でやってるプロジェクトのおばさんが持ってきた刺身が、余りに旨かったので、ちょっとプロジェクトを覗きに行こうかという気になってしまった。いや、是非とも。

2008/01/04